ROCK Tシャツは、こうやって生まれた(その2)

音楽とダンスを愛する人のためのTシャツショップ track list(トラックリスト)のオーナー兼デザイナーのスミさんです。

前回ブログでは、オシャレなTシャツを作りたい→オシャレなTシャツといえばROCK Tシャツ(ロックTシャツ)なんだ→オリジナルデザインでオシャレなROCK Tシャツを作ってしまおう!というお話をさせていただきました。

前回は手書きのラフスケッチを何パターンか書きおこすというところまで触れましたが、今回は、その先へと話をすすめてまいりたいと思います。

ロックTシャツのベース デザインとなるラフスケッチ
ロックTシャツのデザインのベースとなるラフスケッチ

手書きのラフスケッチができましたら、スキャナーを使ってパソコンへと取り込んでいきます。
使っているスキャナーはEPSON GT-X970 と言いたいところですが、家庭用の複合機で取り込んでいます。この作業は、そこまで精密なスキャン出力を必要としていませんし、WIFIでパソコンに簡単に転送できる家庭用複合機で十分なのです。
(ちなみにポジフィルムのスキャンをするために購入したGT-X970は布カバーがかけらたまま、ここしばらく稼働していません)

パソコンに取り込めたら、アプリケーション上で形を整えていくのですが、まずは、何パターンか書いたラフスケッチの中から採用する案を選んでいきます。

選んだラフが1番目画像です。それをトレース(パソコン上で線をなぞる)していきます。
後で修正がしやすいように、あえで文字間をあけて書いています。文字間を詰めたものが2番目の画像です。
2番目の画像にさらに手を加えて完成させたのが、3番目の画像です。

修正のポイントは、文字が読みづらく、また読みやすく、ということになります。
どういうことかというと、一瞬では読みづらいけど、よく見ると読めるというくらいの文字の崩し具合に仕上げるという意味です。一瞬で読めてしまうと、雰囲気のない感じになりますし、全く読めませんとデザインとして成立しないことになってしまいます。私はそのようなことを考えながらデザインを行っています。

ここで一つお詫びしなければならないことがあります。このデザイン案は、何パターンか書かれていたラフスケッチの中に入っておりませんでした。前回のブログを公開した後に気付き画像を挿し替えようとおもったのですが、ラフスケッチが見つからず・・・ご容赦ください。

こんな感じでデザインを作っております。決してパソコンでチョイチョイと打ち出したものではありません。手書きしたものを、パソコンにとりこんで、更に手を加えてと手間をかけて作っております。
このこだわりが皆様に伝わるといいのですが。

このデザインを使ったROCK Tシャツを下記サイトで販売しております。
こだわりに賛同していただけた方、努力を評価していただける方は、ぜひ販売サイトもご覧くださいませ。

ROCK Tシャツを販売しているTシャツショップ track list(トラック・リスト)のネットショップはコチラから

次回も引き続き、ROCK Tシャツの製作のこだわりなどについて書いていきたいと思いますので、お付き合いくださいませ。(次回へつづく)

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